子宮全摘手術での入院に必要な持ち物のまとめ記事です。
私も事前にいろいろ調べてみましたが、実際に入院して必要だったもの、あまり使わなかったものがありました。
あと、「術後の状態」を想定した準備が必要!
手術の直後から翌日までは、あまり動けません。(人によっては翌々日ぐらいまで)
入院から必要だけど、退院後も必須なアイテムもありました。
この記事では、子宮全摘手術(腹腔鏡下)で必要だった入院グッズについてシェアします。
入院に必要なグッズ一覧
入院グッズを一覧にしました。
★印はポイントがあるので、あとで解説しますね。
基本の持ち物
病院生活で必要なものは、こちら。
着るもの系
- パジャマ★
- カーディガン★
- ショーツ★
- T字帯(病院の指示があれば)
- ブラトップ★
- 退院後の洋服★
- 靴下
- 靴★
- タオル(洗面とかシャワー)
- ハンガー
衛生用品系
- ナプキン(多めがいい)★
- 歯磨きセット
- キャップ付きストロー★
- ストロー(数本で十分)
- コップ(使い捨てがいいかも)
- ボディソープ
- リンスインシャンプー★
- ヘアブラシ
- ティッシュ/ウエットティッシュ
- メガネ/コンタクト
- ゴムやヘアネット(洗顔用)
- 化粧水
- メイク落とし★
- メイクセット(日焼け止めやアイブロウなど)
- リップ
- ドライヤー★
- マスク
その他
- 病院からの書類
- 保険証/マイナンバーカード
- 服用している薬
- 携帯電話
- 携帯の充電器
あると便利グッズ
- 小さなバック★
- S字フック
- 延長コード★
- 扇子★
- ノートPC
- イヤホン
- ふりかけ
- 耳栓とアイマスク★
- 本
- 筆記用具
- ハンドクリーム★
- 洗濯ネット(汚れ物入れに便利)
- ビニール袋
現地で調達
- 水★
- のど飴
病院内は乾燥するからと持っていきましたが、実際には1回しか食べませんでした。
ただ、「のど飴あるから」という安心感はありましたね。
水は入院する日に買っておいて、病棟フロアに自販機がないかもチェックしましょう
★印がついたグッズについての補足
実際に入院してみての所感をお伝えしますね。
パジャマ
パジャマは、持っていくかレンタルするか迷いました。
結局、荷物になるからとレンタルしたのですが、大正解!
「汗をかくので、持参だったら枚数が足りなかった」
私の病院では、パジャマとタオルのレンタルが1日400円ちょっと。
しかもパジャマは何枚借りてもいいんです!
最初は「1日1着で十分」と思っていましたが、術後をなめてましたね。
- 術後すぐは寝たきりで、熱が出て汗をかく
- 病院のベットのせいか、いつもより汗を書きやすい
- 微熱はしばらく続く
- 術後に洗濯する気が起きない
パジャマは毎日回収しにきてくれるし、持ってってきてくれます。
レンタルではサイズも選べますので、大きめを依頼しておくものあり。
病院にはレンタルがあるはずなので、聞いてみてくださいね。私は電話で確認しましたよ。
カーディガン
病院は温度調節されているので、寒いとかはなかったです。
ただ、自分が寒いなぁとか思っても、全体空調なのでどうにもなりません。
カーディガンは、院内の売店・コンビニや屋上庭園に行くときに便利。
パジャマの上から羽織るので、大きめのサイズがオススメ。
ショーツ
ショーツのサイズは、いつものサイズより2サイズ以上を買ってください。
私は3サイズ上を後で買い足しましたが、重宝しました。
Mサイズ→LLサイズか3L
- 傷に触れさせたくない
- 腹腔鏡の場合、お腹に炭酸ガスが入るのでウエストのゴムが苦しい
腹腔鏡での手術は、お腹に炭酸ガスを入れて膨らませます。
そのガスは、1週間ほどかけて体内から出ていきます。(たぶん、おなら)
ガスがでていくまでが、意外と辛いんですよ。
ウエスト周りは緩いほうがいいです。
- 大きめサイズ
- 通気性がいいコットン系
- レースなどが極力無いもの
ショーツの数は入院日数分あってもいいと思います。
というのも、退院後も1ヶ月位は履きました。
あと術後の体調によっては、手洗いする元気がないかもしれません。
私の病院にはコインランドリーとかなかったんです。ホテルのようなランドリーサービスはありましたが・・
ブラトップ
ブラトップは、ユニクロで売っているようなアンダーバスト部分にゴムがあるタイプはおすすめしません。
これも炭酸ガスの影響で、苦しくなっちゃいます。
私は、胸のところにパットだけ入ってるタイプを持っていきました。(ゴムなし)
炭酸ガスで肩が痛くなる人も多いみたいです。簡単に着られる緩いやつを勧めします。
退院後の洋服
これは見落としがちですが、緩めのワンピースなどがオススメ。
私は退院の段階でも、炭酸ガスの影響なのか、ウエストを締め付けるのに抵抗ありました。
あと、傷を服で圧迫しないようにしたかったです。
デニムで来てしまって、締められずに帰ったという人の話もききましたよ
靴
靴は、病院から条件が出されて、踵のあるタイプでということでした。
- スリッパ
- クロックス
- つっかけタイプ
転倒防止なんだとは思います。
ただ、術後は靴を履くのも大変・・
スリッポンタイプで、履きやすいものがベターだなと思いました。
スリッポンタイプのスニーカーを新調しました(室内履きと言われたので)
ナプキン
術後は膣から出血することがあります。
少量ですけどね。
私の場合、少量の出血が長く続きました。
あと、子宮を摘出する際に会陰が裂けて縫ったので、ジンジンします。
清潔にしておきたくて、生理ぐらいの頻度で取り替えましたよ。
出血は1ヶ月以上続きました
キャップ付きストロー
100均で売っているキャップ付きストローが便利!
ペットボトルに付け替えて、いつでも飲めるようにしていました。
術後はいつもの姿勢や動くことが辛くなります。
ストローもたくさん持っていきましたが、ほぼ使わなかったですね。
こぼれちゃいそうで。
リンスインシャンプー
シャンプーセットは、シャンプーとコンディショナーを持っていったんですが、リンスインシャンプーにすればよかったなって・・
術後のシャワーは気を使うし(傷にシャワーを直接あてないとか)、動きが遅く時間がかかるので。
一人30分までで、ドライヤーまで終えるとなると忙しくて
メイク落とし
メイク落としは、拭き取りタイプが便利でした。
入院中にメイクをがっつりすることはなくて、屋上庭園で散歩する時に日焼け止めを塗ったくらい。
洗面台でかがむのも怖くて、メイクは拭き取って洗顔だけに時短していました
ドライヤー
私の病院はドライヤーの持ち込みが禁止で、そのかわり貸してくれます。
気になる人は、確認の上、持参してもよさそうです。
いいドライヤーがおいているわけではないので・・
小さなバック
小さなバックは、S字フックでベット横に掛けておいて、すぐに取り出しておきたいものを入れておきました。
携帯電話やティッシュ、扇子などをすぐ手に届く範囲に置いておきたかったんです。
コンビニや散歩でも小さなバックがあると便利。
延長コード
延長コードは、携帯の充電やパソコンんい使いたいので必需品。
病院のコンセントがどこにあるか不明なので、延長コードがあると手の届く範囲で充電できます。
狭いところでお腹の傷に気をつけながら動くの大変なんですよ
扇子
扇子は、本当に助かりました!(100均ので十分)
レルミナの影響で、更年期障害がでてうて、急に身体が熱くなるんです。
扇子を枕元において寝て、体温がおかしくなったら仰いでました。
ハンディ扇風機も持っていきましたが、音が気になってあまり使いませんでした(大部屋だったし)
耳栓とアイマスク
病院は、あまり静かではありません^^;
大部屋でしたが、同室の人のいびきが気になり耳栓することもありました。
あと、点滴が外れたりズレたりすると、大きな音が夜中でも鳴り響きます。
光の問題もあって、消灯後もベットの位置によっては、廊下の明かりなどが気になるかもしれません。
私は入口付近のベットで、トイレが近く。誰かが利用するたびに明るい光が入ってきて、あまり寝られませんでした
ハンドクリーム
手を洗う機会も多いので、あると嬉しい。
失敗したのが、リラックスするためにバラの香り(ロクシタン)にしたこと 笑
術後にほしかったのは、バラではなくてウッド系など落ち着いた香りか薬品系の香りでしたね。
退院後に必要だったもの
退院後に必要だったものもあったので、シェアしておきますね。
ゆるいパジャマ
退院直後も炭酸ガスが抜けきっていないのか、ウエストに何かが当たる感覚が嫌でした。
ウエストがゆるゆるのパジャマを用意しておくといいと思います。
締め付けない洋服
ワンピースや締付けのない洋服も用意しておくといいですよ。
ショーツも大きめのをしばらく履くことになると思うので、ピッタリした服以外がほしくなります。
抱き枕(枕2個あればいい)
寝る時に、横向きになるのが少し怖い感じがしました。
傷やお腹に負担がこないように、大きめの枕を抱き枕代わりにしてましたよ。
病院では、姿勢を変えるためのビーズクッションを借りていました
飲み物と食事
サポートする家族がいれば問題ないですが、重いものを持てません 笑
事前にお水やすぐに食べられる食事(Uber EatsでもOK)の算段をつけておくことをオススメします。
まとめ
なんとなく入院の準備をしていましたが、後で「術後・退院後の自分を想定しておけばよかった!」と少し後悔しました。
腹腔鏡手術とはいえ、すぐに元通りに動けるわけじゃないんですよね。
微熱は出るし、汗もかく。
かがむ姿勢やおなかをひねる姿勢も怖い・・
動きはゆっくりで、体力&気力が必要。
この辺を踏まえて、準備しておくといいと思います。
手術が成功して、早く元の生活に戻れることを祈っています!