はじめまして、紗英です。
このブログは、私が子宮筋腫・子宮頸がん異形成の診断を受けて、子宮の全摘までしたことについて情報をシェアします。
私も手術を決めるまで、多くの子宮全摘ブログに助けられました。
不安も解消できたし、術後に起きることや準備することなどがわかり、順調に回復しています。
こういった手術に関することは個人差がありますので、一個人の経験として参考にしてもらえると幸いです。
紗英のプロフィール
年齢:40代後半
居住地:都内
仕事:メーカーで事務職
子宮筋腫
20代後半に会社の健康診断で発見されました。
最初は3cmぐらいだったと思います。
時間をかけて大きくなって、最終的には9cmほどの大きさに。
ひとつではなく、小さな筋腫もいくつかあった状態です。
閉経まで逃げ込めればと思っていたんですが、貧血が悪化。
かかりつけ医から子宮の全摘をすすめられました。
年齢的に妊娠は厳しいものでしたし、私自身も妊娠は考えていなかったので、先生も摘出をすすめてきたんだと思います。
子宮頸がん
健康診断の婦人科検診で、30代半ばから子宮頸がん検査で引っかかるようになりました。
「要精密検査」で軽度異形成の疑いから高度異形成の疑いまででた年も。
実は忙しいのと、なんか怖いものに蓋をしたい気持ちから、精密検査を先延ばしていました。
でも「高度異形成の疑い」がでたときに、やっと近所の婦人科へ。
検査の結果、子宮頸がんになりやすい16ウイルス型だと判明し、大きな病院でコルポ診を受診しました。
ラッキーなことに軽度で、経過観察となりましたが、8年後の検査でまた要精密検査。。
軽度だったものの、ウイルスは16型。
4ヶ月後の再検査では、中等度異形成の判定でやっぱり16型はそのままでした。
子宮筋腫と子宮頸がんのことを鑑みて子宮全摘へ
子宮の全摘をすすめられたのは、実は2回ありました。
1回目は、最初の子宮頸がん精密検査で16型がでたとき。
その時の医師からは「筋腫も大きいし、もう全部取っちゃえばいい」と言われ・・
まだ30代後半で、全く想像しておらず、かなりのショックを受けました。
精神的なものだと思いますが、言われてすぐに吐き気がして、トイレに駆け込んだのを覚えています。
その後に紹介してもらった大きな病院の医師は、「そんな必要はない」と言ってくれたことに心底ホッとしましたね。(頸がん検診結果が軽度だったのもあり)
40代半ばの精密検査で子宮摘出を決意
子宮頸がんの精密検査は、中等度異形成で16型。
同時に子宮筋腫が原因と思われる貧血が急に進行し、ヘモグロビンが8(初の一桁・・)
この状況を鑑み、主治医の先生からは手術をすすめられました。
貧血がここまで進むなら、治療が必要。頸がん検診の結果もあるし、半年以内の手術を検討してみては?
考えてもいなかった手術の選択でしたが、子宮頸がんが進行してしまう恐怖や子宮筋腫の症状も辛かったので、手術を決意。
年齢的にも妊娠を考えてはなかったので、摘出を選択しやすかったのも事実です。
精密検査の半年後に、子宮の全摘を行いました。
病状の経緯
手術の後遺症もなく順調
子宮摘出手術後は、今のところ順調です。
貧血も改善され、お通じが劇的に改善!
また、月の半分は生理からの貧血や出血の多さで外出しにくかったのですが、もう生理に悩むことがありません。
「血液が足りていると、私はこんなに体力があるし、気力もでてくるんだ!」と感激することも増えました。
体験談が悩む人の参考になれば
冒頭でお伝えしましたが、私自身、多くの体験談に助けられました。
やっぱり手術は不安です。
自分の中からひとつの臓器を取るわけですから。
「手術が失敗したらどうしよう」
「後遺症が残ったら」
「治りが悪かったら」
いろんなことが頭をよぎります。
そんなときに読む、同じ体験をしている方の話は安心できたし、何が起きるのかの心づもりもできたんです。
なので、私の体験談が誰かの役に立つかも知れないと、ブログを綴り始めました。
これから子宮摘出をする方、摘出を検討している方のお役に立てられれば幸いです。
みなさんの決断を応援していますし、健やかな身体になることを心より祈っています!